アロマテラピー:香りによる精神的作用について詳しく説明します。

◆アロマテラピーにおける香りによる精神的作用◆

アロマテラピーには精神的な面においても身体的な面においても効果効能がありますが 多くの人がイメージしている「リラックス」では具体的にどのような効果が期待できるかを紹介します。

☆そもそもの精神的不調の多くは神経化学的分泌物によって引き起こされる☆

神経化学的分泌物、というと難しく聞こえますが、ホルモンなどの分泌物のことです。
この分泌物が少なかったり多すぎたりすれば、私たちの体は不調に見舞われます。

たとえばセロトニンが足りないことで起こる不調の症状として、 ・ストレス・緊張・イライラ・不眠などがり、これに対して病院へ行けば 不眠症のために睡眠薬が出たり、緊張を解くために抗不安薬だったり、様々な処方がされる事があります。
しかし、同時に副作用が気になったり、効きすぎてしまって生活に支障をきたしてしまえば困ります。

そんなときに、アロマテラピーという手段を使い、私たちの体や精神的な面にアプローチをする選択肢があっても良いのではないでしょうか。

☆具体的な香りの精神的作用☆

集中力や記憶力、精神的疲労に悩まされている場合
(多数の神経化学分泌物が関わる)
・ブラックペッパー
・レモン
・ペパーミント
・ローズマリー

意気消沈、情緒不安定、生理前のイライラ(PMS)に悩まされている場合
(多数の神経化学分泌物が関わる)
・ゼラニウム
・フランキンセンス
・ベルガモット

ストレス、緊張、イライラ、不眠に悩まされている場合
(主にセロトニンが関わる)
・カモミール
・ネロリ
・マージョラム
・ラベンダー

無気力で、元気をなくしてしまっている場合
(主にノルアドレナリンが関わる)
・カルダモン
・ジュニパー
・レモングラス
・ローズマリー

催淫作用、インポテンツ、冷感症などに悩まされている場合
(主にエンドルフィンが関わる)
・イランイラン
・クラリセージ
・サンダルウッド
・ジャスミン
・パチュリー

落ち込みや自信喪失を感じている場合
(主にエンケファリンが関わる)
・クラリセージ
・グレープフルーツ
・ジャスミン
・ローズオットー

このように精油によって神経化学分泌物へのアプローチがあり、使用することでこれらの悩みに対して対処することができます。
効果の感じ方は人によって違うことがありますが、香りは脳の多くの部分へ作用することが解剖学からもわかっています。
香りをかいで、嗅球がそれを受け取ると、梨状皮質から大脳辺縁系、さらに視床下部と脳下垂体まで情報が流れ その視床下部からは自律神経の調整を、脳下垂体からホルモンの調整をすることがわかっています。
ただの香りを楽しむ、リラックスをする、という認識以上に、私たちの体は香りから多くの情報を感じ取り、作用しているのです。

また、上記に挙げたような香りの作用はありますが、香りは大脳辺縁系から海馬へ働きかけるため、記憶と関係が非常に深くあります。
過去にラベンダーの香りと嫌な思い出が一緒になっている場合には、この香りは嫌な思い出を引き出します。
そうすると逆にストレスを感じてしまう場合があります。

ストレスを軽減させるセロトニンの分泌を促してくれるラベンダーが、自分の嫌な記憶と結びついていて逆にストレスを感じてしまうのであれば それは使用をしない方がいいでしょう。
心の影響はとても大きなものです。

また、自分の好きな香りがあるのなら、その香りの成分が自分にとって必要なものかもしれません。

知れば知るほど奥深いアロマテラピー。
「ただの香りでしょ」と思っている人がいたら、化学的にも非常に有効的だということがわかると思います。
自分にとってのとっておきの香りを探してみてはいかがでしょうか。

アロマテラピー:香りの作用

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